
エンジニアに興味があるけど、
夜勤とかあるって聞くし、正直しんどそうだな…。
今回の記事は上記のような方におすすめ。今回の記事は、
✅「プログラミングって難しそう…」
✅「IT業界は男性社会だし、私には向いてないかも…」
✅「子育てしながらなんて、キャリアアップなんて無理じゃない?」
なんて不安を抱えている女性の方にこそ、読んでいただきたい記事です!
結論から言います。エンジニアという職業は、むしろ女性にこそ向いている側面がたくさんあるんです!
この記事を読んでいるあなたは、もしかしたら未経験からITエンジニアへの転身を考えているかもしれません。または、「将来的に子育てと両立できる仕事」を探しているのかもしれません。あるいは単純に「もっと収入を上げたい」と思っているだけかもしれません。
どんな理由であれ、エンジニア女子という選択肢は、あなたの人生をもっと自由に、そして豊かにする可能性を秘めています。
私自身、大学時代は文系学部で(しかも中退)してますが、今ではエンジニア歴5年以上。最近では独立し、フリーランスエンジニアとして働いています。最初は不安だらけでしたが、今では日々やりがいを感じながら働いています!
この記事では、私のような「エンジニア女子」のリアルな姿とともに、未経験からのスタート方法、実際の年収事情、家庭との両立テクニック、そして独立への道筋まで——あなたが抱える疑問や不安に、現役女性エンジニアの視点からお答えします!
この記事を読み終える頃には、あなたのエンジニア女子としての未来像がきっと明確になっているはずです。

さあ、あなたの可能性を広げる旅に一緒に出かけましょう!

気になる箇所あったらコメントで教えてね。
なおこの記事は3分で読める内容です。
なぜ今「エンジニア女子」が注目されているのか?
👉 エンジニアは高収入・柔軟な働き方が可能な職種
IT業界、特にエンジニアという職種が女性にとって魅力的な理由はたくさんありますが、まず挙げられるのは「高収入」と「柔軟な働き方」です。
厚生労働省の統計によると、IT・通信業界の平均年収は全産業平均を大きく上回っています。特にプログラミングスキルを持つエンジニアは、経験を積むにつれて年収が上がりやすい傾向にあります!
新卒・未経験でスタートした場合でも、3年目で年収500万円、5年目で600〜700万円という水準も珍しくありません。さらに、フリーランスとして独立すれば、月収70万円以上稼ぐエンジニアも多数存在します。
筆者自身、最初の1〜2年は年収300万円程で勤務していたのですが、4年程経験を積んだ後に独立した結果、月単価80万円以上で契約を頂いていた経験があります。「あなたは、たまたまうまくいっただけでしょ?」なんて思う方もいるかもしれませんが、実際に私の周囲でも月100万円以上のエンジニアの知り合いも何人かいらっしゃいますし、未経験の方でも再現性はあります。
ただ、高単価になるほど、より難易度の高い専門スキルも持っていたり、何年もエンジニアとして経験があったりと…何かしら複数の強みがある印象です。この辺はまた別記事で執筆したいと思います。
また、エンジニアの大きな魅力は「働く場所や時間を選べる自由度の高さ」です。多くのIT企業ではリモートワークやフレックスタイム制度が導入されており、通勤時間の削減や家庭の事情に合わせた働き方が可能です。子育て中の女性にとって、この柔軟性は何にも代えがたい魅力と言えるでしょう。
👉 女性比率の低さ=チャンスが多いという事実
現在、日本のIT業界における女性エンジニアの比率は約2割程度と言われています。これは欧米諸国と比較しても低い水準です。しかし、この「少なさ」は裏を返せば「チャンス」でもあります。
なぜなら、多くの企業が「女性活躍推進」や「ダイバーシティ経営」を重視する中、女性エンジニアの採用に積極的だからです。特に大手IT企業では、女性エンジニアを対象とした採用枠や育成プログラムを設けているケースも増えています。
また、チームにおける多様性の確保は、製品開発やサービス設計において重要視されています。女性の視点や発想は、ユーザー体験の向上や新たな市場開拓につながるという認識が広がっているのです。
つまり、今がエンジニア業界に女性が参入するベストタイミングとも言えるでしょう。
👉 育児や家庭と両立しやすいリモート環境の整備
コロナ禍を経て、IT業界ではリモートワークが定着しました。以前は「オフィスに長時間いることが評価される」という風潮もありましたが、現在は「いかに効率的に成果を出せるか」が重視される傾向にあります。
この働き方の変化は、育児や家事と仕事を両立させたい女性にとって大きなメリットです。朝の通勤ラッシュに揺られる必要がなく、子どもの急な発熱にも対応しやすくなりました。また、在宅勤務であれば、子どもの送り迎えの時間も確保しやすくなります。
さらに、多くのIT企業では「子育て支援制度」も充実してきています。育児休暇の取得はもちろん、時短勤務やベビーシッター補助など、様々な支援策が用意されています。
例えば、Google社含む多くの主要テック企業は子どものできた従業員に長期の有給休暇を提供しており、復帰後も柔軟な働き方を保証しています。また、国内のIT企業でも、サイボウズやメルカリなど、育児と仕事の両立を支援する制度を積極的に導入している企業が増えています。(出典:Forbes JAPAN|「グーグル、有給の育児休暇を延長 テック業界が福利充実も先導」)
このように、エンジニア職は「女性のライフステージの変化に対応しやすい職業」と言えるのです。

「エンジニア女子」になるには?未経験でも安心のステップガイド
STEP1|まずは無料でプログラミングに触れてみる
エンジニアへの第一歩は、実際にプログラミングを体験してみることから始まります。「自分に向いているのか」「楽しめるのか」を知るためにも、まずは無料のサービスを活用してみましょう。
おすすめの無料学習サービスとしては、以下のようなものがあります。
- Progate:初心者向けに設計された学習プラットフォームで、HTML/CSS、JavaScript、Rubyなど様々な言語を学べます。イラストや図解を使った解説が分かりやすく、プログラミングの基礎概念をスムーズに理解できます。
- ドットインストール:3分程度の短い動画レッスンで、効率的に学習できるサービス。視覚的に学べるため、初心者にも取っつきやすいのが特徴です。
- Paiza:実践的な問題にチャレンジできるサービスで、スキルチェックも可能。就職・転職活動の際にアピールポイントになるスキルレベルの証明も得られます。
- freeCodeCamp:英語のサイトですが、HTML/CSSからReactまで幅広く学べる無料サービス。実践的なプロジェクトに取り組みながら学習を進められます。
- Udemy:自分のペースで学習を進められるプラットフォームです。 学習証明書を発行できたり、進捗の%が表示されたりと、モチベーションを保つのが苦手な方でも続けやすい仕組みになっています。初心者向け〜上級者向けまで幅広くWebの基礎技術について詳しく学べます。
これらのサービスを使って、まずは週に2〜3時間程度、プログラミングに触れる時間を作ってみましょう。「難しそう」という先入観を捨てて、純粋に「面白い」と感じられるかどうかを大切にしてください。
ちなみに筆者のおすすめは Udemy です。初心者におすすめの講座が揃っており、進捗の%が表示されるため、飽き性な方やモチベーションを保つのが苦手な方にも優しい設計になっており、おすすめです。筆者も業務上新しいスキルを学ぶ必要ができた際は度々使ってます!
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プログラミングは、結果がすぐに目に見える形で表れるため、小さな成功体験を積み重ねやすいのが特徴です。例えば、HTMLとCSSを少し学ぶだけで、自分だけのWebページを作れるようになります。そうした達成感を味わいながら、徐々にステップアップしていくことをおすすめします。
STEP2|自分に合ったスクールや学習スタイルを選ぶ
プログラミングの基礎に触れ、「もっと本格的に学びたい」と思ったら、次のステップはスクール選びです。現在、様々なタイプのプログラミングスクールがありますので、自分のライフスタイルや目標に合わせて選ぶことが大切です。
スクールは大きく分けて以下のようなタイプがあります。
【オンラインスクール】
- メリット:場所や時間を選ばず学習できる、自分のペースで進められる
- デメリット:自己管理能力が必要、質問の即時解決が難しい場合も
- 例:TechAcademy、CodeCamp、Udemy、Recursionなど
【通学型スクール】
- メリット:対面で質問しやすい、モチベーション維持しやすい、仲間ができる
- デメリット:通学時間が必要、時間が固定される
- 例:DMM WEBCAMP、TECH::CAMP、SHElikesなど
【女性専用スクール】
- メリット:同じ境遇の仲間ができる、女性特有の悩みも共有しやすい
- 例:WomanWillCode、SHElikes、LadyGoなど
選ぶ際に重視すべきポイントとしては、以下の要素があります。
- サポート体制:質問対応の速さや丁寧さ、メンターの質は学習効率に大きく影響します
- カリキュラムの内容:自分の目指す方向性(フロントエンド、バックエンド、アプリ開発など)に合ったカリキュラムかどうか
- 料金と期間:自分の予算と学習に割ける時間に見合っているか
- 転職サポート:就職・転職を目的とする場合は、サポート内容や実績を確認しましょう
特に子育て中の女性におすすめなのは、オンラインで受講できて、かつ質問サポートが充実したスクールです。子どもの予定に合わせて学習できる柔軟性と、つまずいた時に助けてもらえる安心感のバランスが重要です。
多くのスクールでは無料カウンセリングや体験レッスンを提供していますので、複数のスクールを比較検討することをおすすめします。また、実際に受講した人の口コミや評判もチェックしておくと安心です。
STEP3|ポートフォリオ制作と就職・転職の準備
スクールでの学習が一段落したら、次に重要になるのが「ポートフォリオ」の制作です。ポートフォリオとは、あなたのスキルや成果物をまとめたもので、就職・転職活動において強力なアピールツールとなります。
ポートフォリオに含めるべき要素
- 自分が作成したWebサイトやアプリケーション:実際に動くものを見せることが最も説得力があります
- ソースコード:GitHubなどで公開し、コーディングの品質や考え方を示します
- 制作過程や工夫した点の解説:技術選定の理由や直面した課題への対処法など
- 基本的な自己紹介:経歴やスキルセット、目指す方向性などを簡潔に
特に重要なのはGitHubの活用です。GitHubは、プログラマーのSNSとも言える存在で、ソースコードの公開・管理に使われるプラットフォームです。自分のコードを公開することで、技術力をアピールできるだけでなく、実際の開発現場で必須のGitの操作も身につけられます。
- 定期的にコミットする(コーディングの継続性を示す)
- READMEを丁寧に書く(プロジェクトの説明文書)
- コメントを適切に入れる(コードの可読性を高める)
- オープンソースプロジェクトへの貢献も評価される
転職準備においては、技術力だけでなく「なぜエンジニアになりたいのか」「どんな価値を提供できるのか」というストーリーも重要です。特に未経験からの転職の場合、純粋な技術力では経験者に劣るのは当然ですが、学習意欲や成長速度、異なる経験からもたらされる視点の多様性などをアピールポイントにできます。
女性としての経験や視点も、多様性が求められる現代のIT業界では貴重な強みになり得ます。例えば、ユーザーインターフェースのデザインや使いやすさの検討、顧客とのコミュニケーションなどで活かせる場面は多いでしょう。
STEP4|就職後のキャリアパスを考える
エンジニアとしてキャリアをスタートさせた後は、様々な道が開けています。自分の適性や生活スタイル、目標に合わせてキャリアパスを選択していくことが大切です。
主なキャリアパスの選択肢
- 企業の正社員エンジニア
- 特徴:安定した収入、福利厚生の充実、チームでの開発経験
- 向いている人:安定志向の方、チーム開発を学びたい方、企業文化の中で成長したい方
- スタートアップのエンジニア
- 特徴:多様な経験、幅広い技術に触れる機会、成長市場での挑戦
- 向いている人:多くの経験を積みたい方、成長志向の強い方、組織づくりにも関わりたい方
- フリーランスエンジニア
- 特徴:高い自由度、高収入の可能性、自己管理の必要性
- 向いている人:自己管理能力の高い方、専門性を極めたい方、ライフワークバランスを重視する方
- 社内SE/インハウスエンジニア
- 特徴:特定事業領域の深い知識、比較的安定した環境、ビジネス視点も求められる
- 向いている人:特定業界に興味がある方、技術とビジネスの両面で活躍したい方
これらのパスは固定されたものではなく、キャリアの中で行き来することも可能です。例えば、最初は企業で基礎を固め、経験を積んでからフリーランスに転向するというキャリアも一般的です。
また、技術的な専門性を高める「スペシャリスト」の道と、マネジメント能力を磨く「マネージャー」の道も選択肢として考えられます。どちらが優れているということはなく、自分の適性や志向に合った選択をすることが重要です。
女性エンジニアの場合、ライフイベント(結婚・出産など)に合わせてキャリアパスを柔軟に変更できることも大きな魅力です。例えば、子育て期間中はリモートワークが中心のフリーランスに転向し、子どもが成長したら再び企業に戻るといった選択も可能です。
キャリアパスを考える際には、「5年後、10年後にどうなっていたいか」というビジョンを持ちつつ、変化する状況に柔軟に対応していく姿勢が大切です。
実際どうなの?エンジニア女子のリアル体験談とデータ
実際のエンジニア女子たちは、どのようなキャリアを歩み、どんな働き方をしているのでしょうか。ここでは3名の女性エンジニアのリアルな体験談をご紹介します。
【事例1】小学生の子どもを育てながらWebエンジニアとして活躍するAさん(34歳)
Aさんは英語専攻の文系出身。出産・育児を機に前職(アパレル)を退職し、子どもが3歳になったタイミングでプログラミングスクールに通い始めました。約6ヶ月の学習期間を経て、子育て中の女性にも理解のある中小のWeb制作会社に就職。現在は週4日、1日6時間のフレックス勤務で、主にコーディング業務を担当しています。
「最初は子育てとの両立に不安がありましたが、リモートワークと時短勤務のおかげで、子どもの学校行事にも参加できています。プログラミングは思っていたより論理的思考が必要ですが、それが逆に新鮮で楽しいです。年収は以前より若干下がりましたが、ワークライフバランスを考えると満足しています。これからフロントエンドの専門性を高めていきたいですね」
【事例2】文系出身から大手IT企業のエンジニアへ転身したBさん(29歳)
Bさんは社会学部出身で、新卒で入った広告代理店で3年働いた後、より専門性の高いキャリアを求めてIT業界への転職を決意。独学とプログラミングスクールを組み合わせて約1年学習した後、大手IT企業のエンジニア職に転職しました。現在はバックエンドエンジニアとして、主にJavaを使った開発に携わっています。
「文系出身で、最初は周囲の理系出身者との知識差に苦労しました。でも基礎をしっかり固めることで少しずつキャッチアップできています。転職して3年目で年収は650万円まで上がり、前職の1.5倍になりました。女性が少ない職場ですが、だからこそ意見が尊重されることも多いです。将来的には技術力を高めながら、プロジェクトマネージャーも視野に入れています」
【事例3】フリーランスとして月50万円以上稼ぐCさん(31歳)
Cさんはデザイン専門学校出身で、最初はWebデザイナーとして働いていました。より技術的なスキルを身につけたいと考え、働きながらフロントエンド開発を独学。徐々に仕事の幅を広げ、27歳でフリーランスのWebエンジニアとして独立しました。現在はReactやVue.jsを使ったフロントエンド開発を中心に、複数のプロジェクトを並行して手がけています。
「フリーランスは自己管理が大変ですが、自分の裁量で仕事を選べる自由さが魅力です。月の売上は平均50〜70万円で、年間で考えると800万円前後になります。最初の1年は案件獲得に苦労しましたが、実績を積み重ねる中で紹介や継続案件が増えてきました。フリーランスならではの不安定さはありますが、スキルアップを続ければ働く場所に困ることはないと実感しています」
これらの事例からわかるように、バックグラウンドや状況は違っても、エンジニアという職業は様々なライフスタイルに対応できる柔軟性を持っています。自分に合った働き方を選択し、継続的な学習を続けることで、充実したキャリアを築くことが可能なのです。

統計で見るエンジニア女子の現状と未来
データから見る女性エンジニアの現状と将来性を紹介します。
【工学部女子の進学率と就職率】
文部科学省の学校基本調査によると、工学部における女子学生の割合は約15%前後で推移しています。この数字は30年前と比較すると3倍程度に増加していますが、国際的に見るとまだ低い水準です。
一方で、工学部女子の就職率は非常に高く、約98%と報告されています。これは全学部平均の就職率を上回る数字であり、理系女子の就職市場における需要の高さを示しています。
【IT業界の女性登用率】
経済産業省の調査によると、IT業界全体の女性比率は約20%程度ですが、エンジニア職に限ると約10%程度にとどまります。しかし、この数字は徐々に上昇傾向にあります。
特筆すべきは、多くのIT企業が積極的な女性採用・登用に取り組んでいる点です。例えば、日本マイクロソフトやIBM、楽天などの大手IT企業では、管理職に占める女性比率を30%以上にする目標を掲げています。
【女性エンジニアの年収データ】
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、IT業界における男女の賃金格差は他業種と比較して小さい傾向にあります。システムエンジニアやプログラマーとしての基本給は、性別よりもスキルや経験に基づいて決定されることが多いためです。
特にプログラミングスキルは客観的に評価しやすいため、能力主義が浸透しやすい環境と言えます。実際、フリーランスエンジニアの単価調査では、性別による大きな差は見られません。
【女性向けプログラミング支援の広がり】
女性エンジニアを増やす取り組みも広がっています。例えば、「Rails Girls」「Women Who Code」「PyLadies」など、女性プログラマーのコミュニティが各地で活動を展開しています。
また、女性向けプログラミングスクールの開校や、女性エンジニア限定の奨学金制度なども増えてきました。政府も「女性デジタル人材育成プラン」を掲げ、IT分野における女性の活躍を後押ししています。
これらのデータから見えてくるのは、「IT業界における女性の活躍の場は確実に広がっている」という事実です。現状ではまだ少数派ではあるものの、だからこそチャンスも多く、将来性も高いと言えるでしょう。
エンジニア女子を目指す前に知っておきたい「よくある誤解」
「数学が得意じゃないと無理」はウソ?
プログラミングと聞くと、「複雑な計算」や「数式」をイメージする方も多いかもしれません。確かに、数学的思考力は役立つ場面もありますが、「数学が苦手だからプログラミングもできない」というのは大きな誤解です。
実際のところ、Webサイト制作やアプリ開発など、多くの一般的なプログラミング業務で高度な数学は必要ありません。基本的な四則演算と論理的思考力があれば十分です。例えば、HTMLやCSSを使ったWebサイトのコーディングには、ほとんど数学的知識は必要ありません。
もちろん、機械学習やAI開発、3Dグラフィックスなど特定の分野では数学的知識が求められますが、それはエンジニアとしてのキャリアを積んでから専門的に学ぶこともできます。
多くの文系出身エンジニアが活躍している現状を見ても、数学の得意・不得意はエンジニアになる上での大きな障壁ではないと言えるでしょう。むしろ重要なのは、論理的に考え、問題を分解して解決する思考力や、新しい知識を継続的に学び続ける姿勢です。
「子育て中だから勉強できない」は思い込み
「子育てが忙しいから新しいことを始める余裕はない」と諦めていませんか?確かに、子育ては時間もエネルギーも必要とする大変な仕事です。しかし、だからこそプログラミング学習は子育て中の女性に向いているとも言えます。
なぜなら、プログラミング学習には以下のような特徴があるからです。
- 少しの時間でも進められる:子どもが寝た後の30分でも学習を進められます
- オンラインで完結できる:通学の必要がなく、自宅で学べます
- すぐに成果が見える:小さな成功体験を積み重ねやすいです
- 将来の働き方に直結する:学んだスキルがそのまま仕事になります
実際に、子育て中にプログラミングを学び始め、活躍しているエンジニア女子は少なくありません。子どもの成長に合わせて学習ペースを調整したり、家族の協力を得ながら時間を確保したりする工夫が大切です。
また、「完璧にできなければ意味がない」という考え方を手放すことも重要です。毎日1時間の学習が理想でも、現実的には週に3回、30分ずつでも継続すれば確実に力はつきます。小さな積み重ねが、将来大きな可能性につながるのです。
「男性社会で浮くのでは?」という不安への回答
IT業界、特にエンジニア職は男性比率が高いことは事実です。そのため、「男性ばかりの環境で居心地が悪いのでは?」「技術的な議論についていけるだろうか?」という不安を抱える女性は少なくありません。
しかし、実際のIT企業の文化は変化してきています。多くの企業では、多様性(ダイバーシティ)を重視する風潮が高まっており、性別に関係なく個人の能力や貢献が評価される環境が整いつつあります。
また、女性エンジニアならではの強みもあります。
- 丁寧なコミュニケーション能力:チーム開発では技術力だけでなく、コミュニケーション能力も重要です
- 異なる視点の提供:ユーザー層の半分は女性であり、その視点は製品開発に不可欠です
- 細部への気配り:UIデザインやユーザビリティ向上にも活かせる強みです
もちろん、これらの特性は性別に関わらず個人差がありますが、多様な視点がチームに加わることで、より良い製品やサービスを生み出せることは間違いありません。
実際、現役の女性エンジニアの多くは「最初は緊張したが、実際に働き始めると思ったより普通の職場だった」と語っています。技術的な議論も、基本的にはロジックと根拠に基づいて行われるため、性別よりも知識や経験、論理的思考力が問われます。
また、近年は女性エンジニアのコミュニティも活発になっており、悩みや経験を共有できる場も増えています。同じ立場の仲間がいることで、孤独感を感じることなくキャリアを築いていくことができるでしょう。
エンジニア女子に関するよくある質問(FAQ)
Q:プログラミングって難しいのでは?
確かに学習の初期段階では誰でも壁にぶつかりますが、コツを掴めば徐々に理解できるようになります。プログラミングの難しさは「新しい言語を学ぶ」ことに似ています。最初は文法や構造に慣れるのに時間がかかりますが、基礎を理解すれば応用も効くようになります。
重要なのは、「完璧に理解しよう」と焦らないことです。わからないことがあれば、検索して調べる、誰かに質問する、という習慣をつけましょう。プロのエンジニアでも日々検索しながら問題解決しています。
また、モチベーションを保つコツとして、小さな目標を設定して達成感を味わうことが大切です。例えば「今日はこのボタンの動作を実装する」など、具体的なタスクに分解して取り組むと良いでしょう。
Q:文系出身でもエンジニアになれますか?
もちろんなれます!実際、多くの文系出身者がエンジニアとして活躍しています。理系出身者と比較すると、専門的な基礎知識では当初はハンデがあるかもしれませんが、プログラミング自体は独学でも十分習得可能なスキルです。
文系出身者ならではの強みとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 言語センスの良さ(プログラミング言語も結局は「言語」です)
- コミュニケーション能力の高さ
- ユーザー目線での思考
- 多角的な視点
特にフロントエンド開発やUI/UXデザイン、プロジェクトマネジメントなどの分野では、文系的な感性や思考が強みになることもあります。
学習を始める際は、基礎からしっかり固めることを意識し、焦らず着実に進めていくことがポイントです。
Q:家庭との両立は現実的に可能ですか?
可能です。むしろエンジニアは家庭と両立しやすい職業の一つと言えます。その理由としては、
- リモートワークが一般的:場所を選ばず働ける
- 柔軟な勤務形態:フレックスタイム制度などの導入率が高い
- スキル重視の評価:時間ではなく成果で評価される傾向
- 継続的な需要:ブランクがあっても復帰しやすい
もちろん、両立のためには工夫も必要です。例えば、
- 子どもの生活リズムに合わせた業務時間の設定
- 家族の理解と協力を得る
- 仕事と家庭の境界線を明確にする
- 必要に応じてベビーシッターや保育サービスを利用する
完璧を求めず、その時々のベストを尽くす柔軟な姿勢も大切です。また、同じ境遇の女性エンジニアのコミュニティに参加することで、具体的なノウハウや精神的なサポートを得ることもできます。
Q:フリーランスとして独立できる?
エンジニアとしてある程度の経験とスキルを積めば、フリーランスとして独立することは十分可能です。特にWeb開発やアプリ開発などの分野では、フリーランスの需要が高まっています。
フリーランスのメリットとしては、
- 高い収入の可能性(経験によりますが、月50万円以上も可能)
- 仕事の時間や場所の自由度が高い
- 自分の興味ある案件を選べる
- 複数の案件を並行して進められる
一方、以下のような課題もあります。
- 安定した収入が保証されない
- 営業活動も自分で行う必要がある
- 福利厚生がない(自分で保険や年金を管理する)
- 孤独に感じることもある
フリーランスへの移行は、いきなり全てを辞めて飛び込むのではなく、会社員をしながら副業で経験を積み、徐々に移行するのが安全です。また、専門性を高めたり、得意分野を作ったりすることで、高単価案件を獲得しやすくなります。
Q:どんな言語から学べばいいですか?
初心者におすすめのプログラミング言語は、目標によって異なります:
Webサイト制作を目指すなら:HTML/CSS → JavaScript
- Webサイトの基本構造とデザインを学べる
- 比較的わかりやすく、すぐに目に見える形で結果が出る
アプリ開発を目指すなら:Swift(iOS)または Kotlin(Android)
- モバイルアプリ開発の標準言語
- 公式ドキュメントや学習リソースが充実している
バックエンド開発を目指すなら:Python または PHP
- 初心者にも読みやすい文法
- Web開発のフレームワーク(DjangoやLaravel)が充実
データ分析やAI分野を目指すなら:Python
- データ分析ライブラリが豊富
- AI・機械学習の入門にも適している
言語選びで悩む場合は、まずHTML/CSSとJavaScriptを学ぶのがおすすめです。これらはWeb開発の基礎となる言語であり、視覚的にも結果がわかりやすいため、学習のモチベーションを維持しやすいというメリットがあります。
どの言語を選ぶにしても、一つの言語をある程度マスターすれば、他の言語への転用も容易になります。プログラミングの基本的な考え方を理解することが最も重要です。
ちなみに 筆者も普段活用している Udemy では、上記全ての講座が網羅されています!ぜひ、チェックしてみてください✨
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まとめ|エンジニア女子という選択肢で、もっと自由に!
ここまで、エンジニア女子の実態や可能性、具体的な道筋について紹介してきました。最後に、この記事のポイントをまとめておきましょう。
多様なライフスタイルと両立できるキャリア
エンジニアという職業は、ライフステージに合わせて働き方を柔軟に変えられる点が大きな魅力です。育児や介護などのライフイベントがあっても、リモートワークや時短勤務、フリーランスなど、様々な形態で継続できます。
「キャリアか家庭か」という二者択一ではなく、両方を満たせる可能性が高い職業と言えるでしょう。時間的・場所的な制約が少なく、成果で評価される環境は、多様な生き方を望む女性にとって理想的です。
今がチャンス!性別に縛られない働き方を選ぼう
IT業界における女性の少なさは、裏を返せば大きなチャンスでもあります。多くの企業が「女性エンジニアを採用したい」「女性の視点を取り入れたい」と考えています。また、テクノロジーの進化によって、物理的な力の差が職業選択に影響する時代は終わりつつあります。
これからの時代は、性別ではなくスキルや思考力、創造性が評価される社会になっていくでしょう。エンジニアという選択肢は、そんな未来に向けた先進的なキャリアパスと言えます。
まずは「学ぶ」一歩を踏み出すことから
「本当に自分にできるだろうか」「今から始めても遅いのでは」という不安はあるかもしれません。しかし、多くの女性エンジニアもそうした不安を抱えながら第一歩を踏み出し、今では充実したキャリアを築いています。
最初から完璧を目指す必要はありません。まずは無料の学習サイトで触れてみる、女性エンジニアのコミュニティに参加してみる、など、小さな一歩から始めてみましょう。
プログラミングの学習は、単なるスキル習得にとどまらず、論理的思考力や問題解決能力を養うことにもつながります。たとえ将来的にエンジニアにならなくても、これらの能力は様々な場面で役立つでしょう。
女性だからこそのユニークな視点や経験を活かして、テクノロジーの世界で新たな可能性を切り開いていきましょう。あなたの挑戦が、次世代の女性たちのロールモデルとなるかもしれません。

今すぐ始める!エンジニア女子を目指すあなたにおすすめアクション
記事を読んで「エンジニアの道に進みたい」と思ったあなたに、具体的な行動プランをご紹介します。
初心者向け学習サイト5選
まずは無料のリソースを活用して、プログラミングの基礎に触れてみましょう:
- Progate:初心者向けのスライド形式学習で、HTML/CSS、JavaScript、Rubyなど多数の言語を学べます。わかりやすい解説とステップバイステップの演習が特徴です。
- ドットインストール:3分程度の短い動画レッスンで効率的に学習できます。実際にコードを書きながら進められるので、実践的なスキルが身につきます。
- freeCodeCamp:英語サイトですが、HTML/CSSからReactまで幅広く学べます。実際のプロジェクトに取り組みながら学習できるのが魅力です。
- Codecademy:インタラクティブなレッスンで、実際にコードを書きながら学習できます。基本的な部分は無料で利用可能です。
- Udemy:世界で6,000万人が使う人気動画学習サービス。「Udemy Business」は国内で1000社超導入の実績もあり安心です。
これらのサイトを使って週に数時間でも学習を続けることで、プログラミングの基礎が身につきます。
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初心者向けプログラミングスクール比較
さらに本格的に学びたい場合は、以下のようなスクールの利用も検討してみましょう:
【女性向け/女性が学びやすいスクール】
- SHElikes:女性向けのプログラミングスクールで、女性講師によるサポートが充実しています。
- WomanWillCode:未経験女性向けのプログラミングスクールで、女性特有の悩みにも対応しています。
- LadyGo:女性向けのテック系スキルを学べるコミュニティ型スクールです。
【オンライン完結型スクール】
- TechAcademy:オンラインで完結するプログラミングスクール。自分のペースで学習できます。
- CodeCamp:マンツーマンレッスンが特徴のオンラインスクール。質問しやすい環境が整っています。
- RUNTEQ:現役エンジニアによる手厚いサポートが特徴のオンライン完結型スクールです。
【就職・転職支援が充実したスクール】
- TECH::CAMP:短期集中型のブートキャンプ。転職成功率の高さが特徴です。
- DMM WEBCAMP:転職保証コースもあり、就職サポートが充実しています。
- ポテパンキャンプ:実践的なカリキュラムと転職支援に定評があります。
スクール選びのポイントは、自分のライフスタイルや目標、予算に合っているかどうかです。多くのスクールでは無料カウンセリングも実施していますので、まずは相談してみることをおすすめします。
エンジニア女子向けコミュニティやイベント紹介
同じ志を持つ仲間と出会い、情報交換することも大切です:
- Women Who Code Tokyo:女性エンジニアのためのグローバルコミュニティの東京支部。定期的に勉強会やイベントを開催しています。
- PyLadies Tokyo:Pythonを学ぶ女性のためのコミュニティ。初心者向けのワークショップも開催しています。
- Rails Girls Japan:Rubyプログラミングを学ぶ女性を支援するコミュニティ。初心者向けワークショップが特徴です。
- 女子だらけの電子工作:ハードウェア寄りの電子工作を学ぶ女性向けコミュニティ。実際にモノづくりを体験できます。
- Lean In Tokyo Tech:テクノロジー業界で働く女性のためのネットワーキングコミュニティです。
これらのコミュニティやイベントに参加することで、ロールモデルとなる先輩女性エンジニアとの出会いや、同じ道を歩む仲間との励まし合いを通じて、モチベーションを保ちながら学習を続けることができるでしょう。
また、TwitterやInstagramで「#女性エンジニア」「#駆け出しエンジニアと繋がりたい」などのハッシュタグを検索すると、多くの先輩エンジニアが自身の体験や学習法を共有しています。
エンジニアという職業は、あなたの人生に新たな可能性をもたらすでしょう。高収入、柔軟な働き方、そして何より「自分の手でモノを作り出す喜び」は、他の職業ではなかなか得られない魅力です。
未経験でも、文系出身でも、子育て中でも、あなたのペースで一歩ずつ進んでいけば、必ず道は開けます。この記事が、あなたの第一歩を後押しするきっかけになれば幸いです。
さあ、エンジニア女子への道を、一緒に歩み始めましょう!

よし、早速 Twitter 投稿…「#駆け出しエンジニアと繋がりたい」っと。
よし…!寝るか!!

…。
エンジニアとしてのキャリアアップにご興味のある方は「リーダブルコードを読んだら成長が加速した話|初心者エンジニアの必読書」や「中小SES→フリーランス→年収960万円。マッチングアプリで気づいた“自分だけ年収ヤバい”問題」もあわせてご覧ください!
エンジニア女子におすすめ|参考リンク
なお、筆者(@takeda_no_nao)はエンジニア女性のランチ友も募集中です✨ぜひ、お気軽にご連絡ださい!^^